2016.08.05 Friday

中古カーボランダム(SiC)棚板の裏面には薄くアルミナコーティングされているのはなぜ?

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    当社が中古品のカーボランダム棚板を販売する際には、凹凸があったり色が着いている古いコーティング、支柱跡、釉薬移りの汚れ等を除去する為に、表面と裏面共に研磨し、両面をきれいな状態にした上で、新しくアルミナコーティングをします。
    研磨後には表面に付着した研磨材を圧縮空気で飛ばしますが、棚板表面のくぼみに入り込んた研磨微粉を完全に取り除くことは難しく、裏面がそのままの状態で焼成に使われると、高温時に膨張して広がった棚板裏面のくぼみから、入り込んでいた研磨微粉が落ち、下段の製品に付着しボロふり不良となる可能性があります。
    それを防ぐ為に、裏側になる面には薄くアルミナコーティングをし、表面を覆って、焼成時に研磨微粉が落下するのを防ぎます。

     

    尚、裏面コーティングが厚過ぎると今度はアルミナコーティング自体が下段に落ちやすくなります。

    稀に中古品であっても、裏面を研磨をする必要がないほど板の程度のよい物がありますが、その場合はおもて面だけの研磨コーティングとなります。

     

     

     

    2016.03.28 Monday

    カーボランダム(SiC)棚板を使う前に裏面は拭いた方が良い?

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      「新品カーボランダム(SiC)棚板を使う前、鉄粉が落ちるのを防ぐ為に裏面を雑巾で拭いた方が良いですか?」と質問がありましたのでお答え致します。
      まず、そもそもきちんとしたSiC棚板なら新品でも何回使っても裏面から鉄粉が落ちることはありません。中国製などの粗悪品の場合はSiC原料自体の質が悪かったり、作り方がしっかりしていないのでその様な事が有るようです。

      それでも、ほこりっぽい所で長期保管した後に使用する場合や、念の為に裏面を掃除したい場合でも、濡れ雑巾等で拭くのはあまりお勧めできません。SiC棚板の裏面は、SiC原料の粒と粒の間にくぼみがある状態になっており、雑巾等で拭くと、何かのカスがある場合には逆にそのくぼみに入り込んでしまい、焼成時に棚組みした下段に落ちてしまう事になりかねません。

      一番良い裏面の掃除方法は、エアーガンでほこりを吹き飛ばす方法です。これなら何かのカスが裏面に付いていたとしても、裏面のくぼみに入り込み難く素早く掃除できます。

      もしエアーガンが無いという場合は、くぼみにカスが入り込まない様にする意味で、掃除機で裏面を吸っても良いかも知れません。


       
      2015.02.09 Monday

      新品カーボランダム(SiC)棚板を素焼きで使っても大丈夫?

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        新品カーボランダム(SiC)棚板を素焼きで使うと、表面のコーティングが粉っぽくなり、(端の方から)コーティングが取れてしまいますので必ず本焼きから使用するようにしてください。



        新品のコーティングは有機バインダーで簡易的に棚板に引っ付いているだけで、800℃前後の素焼きですと有機バインダーが飛んでしまい板にコーティングが着かなくなってしまいます。
        カーボランダム(SiC)棚板のコーティングは元々1,100〜1,200℃以上になって初めて配合中の成分が一部溶けて棚板に固着する配合になっておりますので、1,2度本焼きで使用しコーティングがしっかり焼付いた後は素焼きで使用しても大丈夫ですが、初回から素焼きで使用するのは避けてください。
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