2016.03.28 Monday

カーボランダム(SiC)棚板を使う前に裏面は拭いた方が良い?

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    「新品カーボランダム(SiC)棚板を使う前、鉄粉が落ちるのを防ぐ為に裏面を雑巾で拭いた方が良いですか?」と質問がありましたのでお答え致します。
    まず、そもそもきちんとしたSiC棚板なら新品でも何回使っても裏面から鉄粉が落ちることはありません。中国製などの粗悪品の場合はSiC原料自体の質が悪かったり、作り方がしっかりしていないのでその様な事が有るようです。

    それでも、ほこりっぽい所で長期保管した後に使用する場合や、念の為に裏面を掃除したい場合でも、濡れ雑巾等で拭くのはあまりお勧めできません。SiC棚板の裏面は、SiC原料の粒と粒の間にくぼみがある状態になっており、雑巾等で拭くと、何かのカスがある場合には逆にそのくぼみに入り込んでしまい、焼成時に棚組みした下段に落ちてしまう事になりかねません。

    一番良い裏面の掃除方法は、エアーガンでほこりを吹き飛ばす方法です。これなら何かのカスが裏面に付いていたとしても、裏面のくぼみに入り込み難く素早く掃除できます。

    もしエアーガンが無いという場合は、くぼみにカスが入り込まない様にする意味で、掃除機で裏面を吸っても良いかも知れません。


     
    2015.02.09 Monday

    新品カーボランダム(SiC)棚板を素焼きで使っても大丈夫?

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      新品カーボランダム(SiC)棚板を素焼きで使うと、表面のコーティングが粉っぽくなり、(端の方から)コーティングが取れてしまいますので必ず本焼きから使用するようにしてください。



      新品のコーティングは有機バインダーで簡易的に棚板に引っ付いているだけで、800℃前後の素焼きですと有機バインダーが飛んでしまい板にコーティングが着かなくなってしまいます。
      カーボランダム(SiC)棚板のコーティングは元々1,100〜1,200℃以上になって初めて配合中の成分が一部溶けて棚板に固着する配合になっておりますので、1,2度本焼きで使用しコーティングがしっかり焼付いた後は素焼きで使用しても大丈夫ですが、初回から素焼きで使用するのは避けてください。
      2014.05.23 Friday

      カーボランダム(SiC)棚板の劣化とは?

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        カーボランダム(SiC)棚板は使ってゆくうちに徐々に劣化してゆきます(寿命は焼成雰囲気によって異なりますが通常300〜600サイクルです)。
        下の写真は完全に劣化してしまったカーボランダム(SiC)製の底板です。

        SiC耐火物の劣化とはSiCが酸化されることにより炭化ケイ素(SiC)がシリカ(SiO2)に変化する事です。
        白いシリカの粉が表面にふいたり、耐火物自体が膨張して少しガサガサになったり、さらに劣化するとボロボロと手でも崩れるくらいにもろくなります。

        この写真の様になるまで使用されるケースは稀ですが、劣化することにより強度が落ち、棚板が割れやすくなったり、曲がりやすくなったり、棚板からボロ降りが起きて製品に影響を与えたりします。
        SiC耐火物・カーボランダム棚板の性能とは、「いかに酸化され難いか」というのが最大のポイントの一つです。
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